児童発達支援センターわかば
心身の発達に支援を必要とする児童の健全な発達に関し、地域における中核的な役割を担う機関として、児童に必要な支援を提供するとともに、児童の家族、事業者その他関係者に必要な援助を行い、児童の福祉の向上を図る施設です。
多治見市の指定管理者制度により本会が指定管理者として選定され、令和6年4月1日から事業を運営しています。
支援内容
児童発達支援
親子グループ療育(3歳未満児対象)
乳幼児期に親子で一緒に活動することで、社会的な基盤を作り、愛着形成を促します。子どもの発達の様子を確認しながら遊びの経験を広げます。睡眠や食事、排泄などの生活の状態について確認し、保護者と課題を共有し、解決方法を一緒に考えます。
親子小集団(3歳児対象)
年少のお子さんの親子療育による支援です。親子で活動し、個々の発達と親子の愛着形成を支援します。
小集団療育Ⅰ(3歳以上児対象)
同じような課題を持つお子さんが小集団で活動します。大人を支えにしながら友だちと関わる経験を積み重ね、ルールのある遊びや友だちを意識した活動を通し、自己有能感を高め、社会性の発達を促します。
小集団療育Ⅱ(3歳以上児対象)
発達段階に応じ、数名のお子さんと職員が遊びや設定を共有し、対大人を中心とした人間関係の基礎を築きながら、個々の遊びの幅を広げ、発達を促します。
個別療育(3歳以上児対象)
感覚過敏や対人関係の不安が大きいなどの理由から、個別の関りが必要なお子さんに対して、大人と一対一で年齢や発達段階に応じた活動を行い、個々の発達を促します。
作業療法
お子さんたちの主体的な遊びを大切にしながら、感覚や運動の発達、手の発達を促します。
言語療法
ことばの育ちの面からお子さんを捉え、コミュニケーション、理解、口腔機能の発達を促します。
摂食指導(親子グループ療育対象児)
お子さんの状態に合わせて、食事の形態や量を調整し、摂食指導を行います。姿勢保持や食事をしやすい食具を工夫することで、お子さんにとって食事が楽しい時間となるよう、栄養士や作業療法士、言語療法士などの専門職員と療育指導員が連携して支援します。アレルギー対応をします。
保育所等訪問支援
訪問支援員がお子さんの在籍園へ訪問し、集団適応ための専門的で継続的な支援をします。保護者や園のニーズを把握し、お子さんの様子に合わせて個別支援計画を作成します。在籍園の保育を尊重し、お子さんの行動や背景にあることを先生方と共有しつつ、集団生活を送る園の他のお子さんたちにとっても有意義な機会になるような支援方法を考えます。
相談支援
障がい児相談支援
家族のニーズを基に子どもと家族に必要なサービスを提案し、計画書を作成します。利用者に寄り添い、地域での生活や福祉サービスの利用・申請に関すること等、幅広い相談に応じます。
一般相談
経験豊富な職員が、発達や子育てに関する相談に応じます。発達に関して専門的な見立てが必要な場合には専門職につなぎ、遊びの教室などサポートが受けられる機関と連携します。
専門相談
一般相談の結果、より専門的な見立てが必要な場合に、職員や心理士がより専門性の高い相談に応じます。
その他の取組
- ・地域事業所との連携
- ・保護者に対する研修会の開催
- ・関係機関に対する療育研修会の開催
インクルーシブ教育の推進
受給者証未所持者への支援 など
利用方法
利用の手続きについての窓口は、多治見市子ども支援課です。
支援や事業の内容については、下記へご連絡ください。
お問い合わせ
多治見市脇之島町7丁目59番地の13TEL:0572-25-0783
FAX:0572-25-1830
wakaba@t-syakyo.or.jp